建礼門院大原西陵

寂光院の門前の手前に一直線の石畳の陵墓径があり、秋には沿道の紅葉が美しい。
草生を見渡すことのできる寂光院の東の背後の高台に、建礼門院徳子の墓所と伝えられる大原西陵がある。
三千院の北にある後鳥羽天皇と順コ天皇の大原陵に対して西陵といい、五輪塔が祀られている。
さらに草生川をはさんで御庵室跡の向かいに阿波内侍・大納言佐局・治部卿局・右京大夫・小侍従局ら建礼門院の侍女たちのものと伝える墓石がある。
本堂前の池の汀にこの4人の名前を記し「在寺南翠黛山距此半丁程」とある文化5年(1808)3月建立の石柱がある。